アメカジ

【アメカジ】カッコよく経年変化をさせるための条件

Hey, what’s up?

Dsk.(でーさく)です。

 

アメカジファッションの真骨頂と言えば“経年変化”。もうこれに尽きる!

これは僕がイチから育て上げた渾身の一本(501XX 1955 バレンシア工場製)。でも本当のことを言うと“育てた”という感覚はまったくない。

とにかく穿きまくって穿きまくって、結果こうなってた。

これ以降、僕はコイツを超えるほどの”経年変化”をさせたアイテムはない。

これぐらいヤレたものはあってもどうも”わざとらしい”というか…。カッコよく経年変化してるようには見えない(自分目線で)

しかも経年変化のスピードも当時よりかなり遅い(全然育たない)

なんでよ?(-_-;)何が違うのよ…

ってことで僕、その違いを自分なりに考えました。

それがこの3つ

貧乏
仕事(バイト)
気にしない

今回は僕が考える”カッコよく経年変化をさせるための条件”

このデニムを育てた自分を振り返りながら書いてます。よろしければお付き合いください。


本記事を書いてる人

●アメカジ歴30年(@Dsk69you)
●レッドウイング大好き
●ルイスレザー大好き

この記事を書いてる僕は小学生の頃からアメカジ好きです。
インスタ→(@busu_dasao)

 

 

貧乏

10代20代と欲しいものが山ほどあった。でもお金がない!!

そんな時期って皆さん経験ありますよね?

特に高校を卒業して初めて人生の岐路に立つ場面。親元を離れて環境がかわり急に”生活”ってものがのしかかる。

この辺から“リアルな貧乏”ってやつを経験するはず。

欲しいものが買えないってやつじゃなくて、生活費を払うをのがやっとってやつ。

学生~社会人

とは言え、そんな状況の中でもアメカジが好きな人は自分が持ってるものを売ったりして何とかお金を貯めてちょっといいジーンズを買ったりするもの。

そうなるとパンツはそのジーンズ一本しかなくなる。あとジャージ。

僕はまさにそれ(^^;

どこに行くにも何をするにもそのジーンズ。選択肢がないからそれを履くしかない。でも好きだから全然OKだった。

ジーンズが破れたら1000円~2000円が惜しくて自分で直したりもした(ネットもそこまで普及してなかったからリペアのお店もどこにあるのかわからなかったし)

この情熱(愛着)なんですよね~、大切なのは。

社会人~現在

社会人も長くなると少~し趣味に使えるお金ができたりする。そうすると年代別やモデル別で買い始める。

これ全然ダメな事じゃない。当たり前のこと。

大人になったら絶対欲しいもの全部手に入れてやろう!って思ってたはずだし。

ただ、どうしても思い入れや回数は分散する。←これが経年変化のスピードが遅い(全然育たない)理由。

贅沢にも年代違いのジーンズを穿けたり、色違いのブーツが履けたりする。

ジーンズは破れたらスマホでサクサクっと調べてお金を払って修理してもらう始末。

経年変化って人それぞれ違うし、その人の個性みたいのが映し出されるでしょ?

カッコよく言うと“生き様”みたいなやつ。

貧乏に少し毛が生えたぐらいの自分がお金でいろんなものに手を付けたり解決してる今が時々”カッコよくない”ように思う。

そら、ジーンズもカッコよくならねーわ(^^;

仕事(バイト)

個人的には仕事してる時に身に付けてるものが一番いい経年変化をすると思ってる。

僕の場合で言うと今でこそ普通に社会人として働いてるが、(ブログ名の世代で就職に苦労したこともあり)けっこうフリーター生活が長かった😂とにかくジーンズにブーツ履いて“なにくそ根性”で働いた。

それは…

①生活のため
②遊ぶため
③10代から憧れたアイテムを手に入れるため

あと周りの奴らに負けたくない気持ちもかな~。

特に③は何年かかってでも手に入れやる!なんて思い入れが強かった。

そんなね、そんな時間を一緒に過ごしたジーンズやブーツの経年変化に今のものが勝てるわけがないですよね。

なんせ目標(物欲)に向かっての思い入れが違いますからw

特に、割のいい肉体系のバイトをしていたこともよかったかな、と。しんどかったけど…

これどちらも僕の自慢のジーンズ。どちらもリジットから穿きつぶしたやつ。こうやって見てると当時のことを思い出す。

向かって右側のジーンズ(バレンシア工場製)を履いてる時が一番苦しかったし、ほんとお金なかった。生活もギリギリで必死に働いてた時期だからアタリの入り方も左に比べてくっきりでハード。

でも今考えるとそんな生活も楽しんでるトコがあったけど(^^)若さですよね~。

そんな時代を過ごしたコイツにはやっぱ勝てないのよ。

だって見せかけの経年変化じゃなくて、必死のやつだからw

経年変化を気にしない

経年変化を気にしてるうちはいいアタリは出てこない。

なんでか?

それはアタリを付けたくて変な行動するから。ジーンズやブーツ履いてやたら屈伸とかするでしょ?

僕はやりましたよw

これ不自然になるんですよね。他は全然アタリついてないのに膝裏だけビッチリ絵に描いたようなハチノスになって。やっぱおかしいの。

あと全然ヤレてないのに“いい洗剤”とか使ったりする。お金に少し余裕が出てくるとやっちゃうんですよね。

でも個人的にはスーパーヴィンテージでもないなら普通の洗剤でいんじゃいかな~、って。

だってそれが自然でしょ?元は作業着だし。

もし子供がいる方でその子がジーンズ穿いてるならそれ見て欲しい。

勝てないでしょ?w

だって何も気にせず穿いててただの生活の一部だから。あとは家の洗剤でぐるぐる回されて。

ヴィンテージのカッコいいジーンズも絶対元はそうだったはずです。

まとめ

最後までお付き合い頂きましてありがとうございます。

ここまでお話したことはすべて僕の持論ですので悪しからずm(__)m

僕が思う”カッコよく経年変化をさせるための条件”【まとめ】

貧乏(学生)×仕事(バイト)×経年変化を気にしない

要するに目標に向かってなりふり構わずハングリーに頑張ってる時期(喜怒哀楽が多い時期)の経年変化が一番カッコいいんだと思います。

当時の自分の喜怒哀楽の表情がアタリとなって“ジーンズの表情”にも出てて来る。バレンシア工場製のジーンズを眺めてるといつもそう思います。

でもこれは決して若い頃だけの話ではない。その気になればいつだって!

僕はまだまだやりたいことがいっぱいあるので“あの頃の感覚”のようにこのジーンズも穿いてやろうと思ってる。

こっからまだまだ刻んでいかないといけないので。

経年変化を老後の楽しみに😊

 

ってことで

今回はここまで。ば~いちゃ!👋

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