ブーツ&スニーカー

【アメカジ】ブーツを履くことで知る”手間”に隠されたカッコよさ

Hey, what’s up?

Dsk.(でーさく)です。

 

『カッコよさ』は手間や面倒の中に隠れている。

今やなんでも効率化を求める時代。

手間や無駄をなくし余計なコストもかけないようにする。

ファッション面でも機能性重視でスニーカーを履いた人が目立つ。

◎動きやすい
◎クッション性
◎疲れない etc…

最近のスニーカーは高機能で無駄がなくデザイン的にもすごくオシャレ。

今の時代にしっかりフィットしている。

ただ、そんなスニーカーにも出せないものがひとつある。

それは“カッコよさ(渋さ)”

これだけはブーツにしか出せないと思ってる。

それはブーツの見た目だけのことじゃなくそれを履く時の“手間”に隠れてる。

今回は…

✔手間→仕草
✔ブーツを履く楽しさ
✔手間や無駄を楽しむ

みたいなことをブーツを履かなくなってしまった大人世代に向けて書いてます。

この手間や無駄を省く時代にあえて無駄な時間を楽しみませんかというお話です😊

※この記事での『カッコよさ』は”渋さ”のニュアンスになります。

 

本記事を書いてる人

●アメカジ歴30年(@Dsk69you)

●レッドウイング大好き

●ルイスレザー大好き

この記事を書いてる僕は小学生の頃からアメカジ好き。
Tシャツのロゴデザインなどもしています。

手間から生まれるもの

スニーカーってサッと履けて動きやすくて便利。

軽いしクッション性も優れていて言うことナシなわけ。僕も大好き!

でも、なぜか少し“物足りなさ”を感じてしまう…。

あまりに簡単でラフに履けてしまうが故に“カッコつけてやった”という実感が湧かない。

 

僕がブーツをカッコいいと思ったのは中学生になったばかりの頃。
ブーツそのものに魅力を感じたわけじゃなく、洋画でブーツを履いてるシーンを観てから。

ブーツというのはスニーカーと違って履くのに少々手間がかかる。ワークブーツなら紐を編み上げ、エンジニアブーツならズボンの裾を上げてシャフトに足を通す。

この時の手間から生まれるのが“仕草”

僕は当時このブーツを履く仕草に大人のカッコよさを感じ魅了された。

手間があるから仕草が生まれ、仕草が増えるからそこにカッコよさが生まれる

例えば…

マニュアル車(MT)よりオートマ車(AT)の方が絶対便利でラクですよね?

でもカッコよさで言ったら間違いなくマニュアル車でしょ?

なんでかって言ったら

それはマニュアル車にはギアチェンジする時の仕草があるから。

あれってジーっと見ちゃいますよね。なんかカッコいいもん。

しかも操作が多い分、車を運転(操縦)してる!って実感も湧いて車が好きな人には楽しく感じるはず。

ブーツも一緒で手間をかけることによって自分自身も”カッコつけてる”という実感が湧き、その仕草もカッコいい!って映るわけ(当時の僕みたいにね)。

手間や無駄にこそカッコよさは宿るのです。

具体的にどこがいいのよ?

具体的にいいなと思う所

❶手慣れた感
❷音

ジーンズやチノパンと合わせて穿いてるところはもちろんなんですが、僕はブーツを履くまでの動作や脱いでるところが好き。なんか男臭くてかっこいいんですよね。少し伝わりにくいかも…ですが😅

手慣れた感

編み上げブーツで言うと紐を編み上げる作業ってすごく手間。

紐を外して足を通してまた編み上げて…みたいな。

でもこの作業も慣れてくると素早く履けるようになってくる。

面倒な作業も手慣れた手つきでやっているのを見るとすごくカッコよく見える。

以前ツイッターで編み上げブーツを履く動画が流行っていた。

やっぱりブーツを履き慣れている人の所作は素早くてカッコいい。

職人技のようでついつい見とれてしまう😆

そこにはブーツを履きなれた大人のかっこよさがあるから。

ブーツを脱ぐときの音

あともう一つは”音”

ブーツを脱ぎ履きしていると紐が革に当たる音がする。

あのカタイ革に紐が当たる音は編み上げブーツを履いてる人にしかわからない何とも心地いい音がする。

それは特に脱ぐとき。

紐を外す時に出る”あの音”を聞きながらブーツを脱いでると自分がワイルドな男になったような気分になる。

それはきっと小さい頃に映画で聞いた同じ音が耳に残ってるから。音があの時の記憶を呼び起こしてくれる。

残念ながらスニーカーではそこまでは思わない。

基本的に紐を外すことはない。あったとしてもブーツほどの心地いい音はしない。

スニーカーにはブーツのような手間が無い分、気分を上げてくれる要素が少ないように思う。

ブーツを履く楽しみ

ブーツを履く楽しみは単に履いて楽しむだけではない。

それはお手入れ

ブーツの手入れはざっくりと

①紐を外す
②ブラッシング
③オイルを塗る
④乾かす

スニーカーに関して言えばここまで手間をかけてる人はあまりいないと思う。

これはブーツや革靴特有のもの。

時間をかけ、物を愛(め)でながら手入れをすることでブーツへの愛着も湧いてくる。

愛着が湧けば必ずそのブーツは大切に長く愛用する。これがブーツを履く醍醐味。

手間暇をかけ愛情持って手入れをすれば必ずそのブーツはカッコよくなる!

ですよねぇ?😄

もし若い頃に履いていたブーツが部屋のどこかに眠っている人がいるなら引っ張り出して手入れをしてほしい。

 

ブーツは一生モノ。手入れをすれば必ず復活する。

しかもそれは当時のもので今にはない。だから眠らせておくのは非常にもったいない。

ぜひともまたブーツを履くカッコよさを思い出してほしい。

手間や無駄を楽しむ

社会に出れば効率化や無駄の排除と疲れるようなことばかり。

大切なことだけど、どこか味気ないというか…。

楽しいことなんて手間や無駄があってナンボでしょ?効率なんて考えてたらおもいっきり楽しめない。

手間や無駄こそ人生の“遊びの部分”

ブレーキだって遊びが無かったら危ないし、料理だって手間暇かけて作った方が時短料理なんかより全然おいしいはず。

ブーツのことで言えば…

◎履きまくる

◎手入れをする

◎修理をする

◎愛着が湧く

◎さらにカッコよくなる

手間をかけたものは深みが増しさらにカッコよくなり渋くなる。“育てる”ということは手間や無駄を楽しむことです。

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まとめ

いかがだったでしょうか?

自分が長年ブーツを履いてきて思ったことやブーツを履いてる人を見て感じたことを書きました。

最後にブーツを履く手間に隠れたものまとめます。

❶手間→仕草
❷仕草→渋さ
❸渋さ→大人
❹大人→かっけー

手間や無駄を楽しめる人は“心にゆとり”がある人。大人の男性がモテるのってそういうとこでしょ?😁ブーツを長く愛用できる人はそういう人だと思います。

ブーツを履かなくなってしまった人がブーツの魅力に気づきまた履いてみようかな?

なんて思ってもらえたら嬉しいです。

ブーツと共に自分もいい経年変化していきましょう!!🤟

 

ということで

今回はここまで。

good-bye.

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